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腰は体を支える<要(かなめ)>と言われますが、その最もわかりやすい例が、赤ちゃんです。 |
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赤ちゃんが上半身を起こすには、まず<腰がすわる>ことが必要です。 |
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そして、やっとの思いで立ち上がる時には、前後、左右にグラグラ、フラフラしながらも、腰を支点に2本足で立ちます。
このように、人が体を起こし、立ち上がる動きの中で、腰は体を支える支点であり、<要>となるのです。 |
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しかし、同時に腰は傷めやすく、とても弱いところです。それなのに多くの人が、そのことを意識しないで毎日を過ごしているのです。 |
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このため、テレビを観たり、炊事をしたり、眠ったりといった日常シーンで、あるいはデスクワーデスクワークや運転、荷物の積み下ろし、介護といった様々なビジネスシ-ンで、腰を曲げ過ぎたり、ひねったりなど、知らず知らずのうちに腰に負担をかけていることが多いものです。 |
そして、こうした日常の繰り返しが、いつの間にか腰へのダメージを蓄積し、腰痛を引き起こします。 |
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さらに、加齢や肥満、運動不足、喫煙といった生活習慣も腰を傷める要因となります。
つまり、腰痛は年配方ばかりでなく、主婦や働き盛りの方、学生などにも起こるのです。 |
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さらに、急に腰をひねったときや、重いものを持ち上げようとしたときなど、急激に腰に負担がかかったときには、靱帯が傷つく・・・いわゆる「ぎっくり腰」を起こすことも珍しくありません。
こうした急性の腰痛は、ひどい場合には手術が必要になることもあります。 | |
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